鳥居なごむのライトノベルを原作に京都アニメーションが制作し、2013年10月から12月にテレビ放送されたダークファンタジー「境界の彼方」の劇場版2部作の前編。ヒロインとなる慄山未來を中心に、テレビシリーズ全12話で描かれた出來事を振り返る。この世を徘徊する異形のもの「妖夢」を討伐する「異界士」で、特異な呪われた血をもつ一族の最後の生き殘りである少女・慄山未來。そして、人間と妖夢の間に生を受けた「半妖」で、その希少さゆえに孤獨を感じて生きていた神原秋人。ある日の放課後、學校の屋上から今にも飛び降りそうな未來と秋人が出會ったことから、2人の世界は大きく変わっていく。