漫畫家・岸辺露伴は読み切りの打ち合わせにきた漫畫編集者の貝森稔に原稿料の前借りを申し出る。 妖怪伝説の漫畫を描くために取材を行っていたところ、その土地に開発業者がリゾート道路を通そうとしていたため、周囲の山を6つ買って阻止したらリゾート計畫で高騰していた地価が暴落、破産したと言うのだ。 あまりの內容に貝森は獃気にとられるが露伴は「ちゃんといたんだから取材の価値は十分にあった」 「『六壁阪』の妖怪は今もそこにいる」と続け、彼が取材で訪れた六壁阪村で數年前に起こったある事件と取材時に起きたある出來事を語り出す。