1941年12月、日本側の真珠灣攻撃によって幕を開けた太平洋戦爭の始まりから80年。本作はのちの真珠灣攻撃を指揮する提督・山本五十六が國家の命運を背負い、開戦前のロンドンで軍縮交渉に臨む姿を描いた実録ドラマだ。アメリカの絶大な國力を知り、戦爭は避けるべきと考えた五十六。組織の中で板挾みになりながら、ぎりぎりまで決裂回避への道を探り続ける五十六の“ある決斷”が描かれる。