工藤の長編3作目「遠いところ」は、沖縄の若年層の実態を描いた物語。沖縄の子供の困窮した狀況、DV、シングルマザーの様子を追ったルポルタージュに工藤が自身の生い立ちを重ね合わせたことから企畫が生まれ、獨自に取材を重ね全編沖縄で撮影した。